保育参観の時期がやってきました。
入園や進級をして、子ども達も慣れてきた頃だと思います。
普段見ることができないお子さんを見ることができるので、親御さんも楽しみですよね(^^♪
元幼稚園教諭として、気を付けてほしい親御さんの行動についてお話ししたいと思います☆
とは言え、1番大事なのは、参観日に参加する事です。
気を付けてほしい点はありますが、まずは参加しましょう!
目次
遅刻する
一緒に登園する場合と、先に園児が登園し、時間になったら保護者が来る場合と、両方あります。
園児と一緒に登園する時に遅れてしまうと、子どもも落ち着いて参加ができなくなってしまいます。ただでさえ、沢山の保護者に見られて緊張するのに、お子さんにとっても可愛そうですよね。
保育参観には、子どもの様子を後ろから見守るだけでなく、親も一緒に参加する参加型の保育参観もあります。親子体操、親子製作などがある場合、保護者の方が遅れてしまうと、来るまでの間、先生とやる事になります。子どもによっては、ママやパパがよかったと泣きだす事があります。前もって遅れるのが分かっている場合は、子どもにきちんと話しをしておきましょう。
妊婦で親子体操などできない場合は、事前に担任に伝えておくと当日きちんと対応してくれますよ♬
ママとやるかパパとやるかで揉める
親子製作などをする時、いつも一緒に関わるのはママだからと、パパとやらせたがるママは多くいます。
子どもにとっても大切な時間になるので、もちろんパパでもママでもいいのですが、子どもが「ママがいい」と何度も訴えているのに、パパとさせようとするママも中にはいます。
事前に話していた時は納得していたかもしれませんが、あまりにも子どもがぐずってしまった時は、ママと交代しましょう。他の子も気がそれてしまいますし、お子さんも気持ちの切り替えができず引きずってしまう事も。
柔軟に対応しましょう。
親子体操などは、力もいりますし、パパの方が子どもも嬉しかったりします♬
周りへの配慮
幼稚園に通っていると、下の兄弟を連れてくる方が何人かいます。
もちろん、連れて来ていいのですが、泣き叫んだり、お兄ちゃんお姉ちゃんにちょっかいを出してしまうお子さんがいます。
そういった場合は、お子さんを見たいかもしれませんが、下のお子さんを連れて一度部屋から出て、廊下から見学したり、落ち着かせてから、部屋に戻るなどして、他のお子さん、保護者の方にも配慮しましょう。
TPOをわきまえた服装
胸元が開いている服などで来る方がいます。
また、部屋の中でもサングラスや帽子を被っている人がいます。
おしゃれかもしれませんが、園では室内では帽子は脱ぐように指導しています。
TPОをわきまえた服で着ましょう。
親子体操があると事前に分かっている時は、ズボンできたり動きやすい服装で行きましょう。
おしゃべりに夢中
保育参観で、子どもの園での様子を見に来たはずなのに、保護者同士でおしゃべりに夢中になっている人がいます。また、携帯をいじってほとんどお子さんを見ていない保護者の方もいます。
子ども達は、ママ、パパが来てくれるのを何日も前から楽しみにしているので、お子さんをしっかり見てあげて下さい。
先生に代わって指導する
自分の子が、みんながいる前で先生の話を聞かなかったり、ふざけていたら、心配になる気持ちは分かります。
しかし、先生を差し置いて怒鳴ったり指導をする事はやめましょう。
写真、動画撮影
事前に園から撮影禁止と伝えられている所が多いのではないかと思いますが、撮影する場合は園側に確認しましょう。
撮影していい場合も、子どもが集中している時は避けるようにしましょう。
また、SNSにあげる場合は他の園児が写っていないか、確認しましょう。
冒頭でも書きましたが、1番大事なのは、参観日に参加する事です。
その理由は、3つあります。
1,何をどう使っているかが分かる
幼稚園や保育園で持って来るように言われたものが、どのように使われているか、指導されているかが分かります。
2,子どもの作品が見れる
徒歩で一緒に登下校されている場合は見るチャンスがありますが、バス登園をしている親御さんは、なかなかお子さんの作品を見る機会がありません。
絵画や折り紙、絵の具など、お子さんの作品が部屋に飾っています。
参観日の時に、ぜひお子さんの作品を見てあげて下さい。
3,園での様子が見れる
発達に遅れがあったり、友達とトラブルになる事が多い子の親御さんの中には、うちの子がいると他のお子さんに迷惑がかかるからと、参観日を欠席する方がいらっしゃいます。
気持ちは分かりますが、お子さんの普段の様子を見る絶好のチャンスです。
園側も普段以上にトラブルがないよう細心の注意を払っています。
もし、トラブルがあっても、先生の対応を見て、言葉かけなど、いいなと思う所は盗みましょう。
意外と、こういう声かけなら伝わるんだと参考になるかもしれません。
中には、ママやパパに見られてしまうと、甘えたかったりして、全く出来なくなってしまう子もいるので、心配な場合は担任の先生に相談しましょう。
廊下から見られるようにしたりと、何かしら対応をしてくれるはずです。
「家では何をするにも一人でやらないのに、園では一人でやってるんですね!」
「こんなにできるなんて思ってなかったです!」
なんて驚く保護者の方もいますよ♬
中には、他のお子さんと比べてしまい、うちの子は全然できないと不安になる保護者の方がいますが、参観日での姿は本来の姿ではなかったりします(笑)
ママやパパに見られて張り切る子、緊張して普段できる事が難しくなってしまう子、いつも以上に絶好調になる子(笑)、色んなお子さんがいます。
いかがでしたか?
少しでも参考になれば嬉しいです☆
参観日当日は、ぜひ頑張ったお子さんを褒めてあげて下さい♬
そしたらね~(^_^)/~